個人事業主の確定申告:わかりやすく解説します!
個人事業主にとって、確定申告は毎年必ず行わなければならない重要な手続きです。
しかし、初めて確定申告をする方にとっては、何をすればいいのか、どのような書類が必要なのか、わからないことだらけだと思います。
そこで今回は、個人事業主の確定申告について、わかりやすく解説します。
確定申告とは?
1. 確定申告とは?
確定申告とは、1年間の収入や費用を計算しや控除、税額を計算し、税務署に申告する手続きです。計算の仕組みを、以下の5つのステップで説明します。
ステップ1:売上を計算する
- 事業で得た収入をすべて合計します。
- 主な収入としては、商品・サービスの販売、手数料、補助金などがあります。
ステップ2:経費を計算する
- 事業を行うために必要な支出をすべて合計します。
- 主な経費としては、家賃、水道光熱費、通信費、消耗品費、人件費、広告宣伝費などがあります。
ステップ3:所得を計算する
- ステップ1で計算した売上からステップ2で計算した経費を差し引きます。
- 青色申告で電子申告をする場合には65万円を差し引くことが出来ます。
- この金額が事業所得となります。
ステップ4:所得控除の金額を計算する。
- 所得控除には、扶養控除、配偶者控除、生命保険料控除、医療費控除、社会保険料控除、地震保険料控除などがあります。
ステップ5:所得税を計算する
- ステップ3で計算した所得からステップ4で計算した所得控除の額を差し引き、その金額に、所得税率を乗じて所得税を計算します。所得税率は、所得金額によって異なります。なお、住宅ローン控除、配当控除などの税額控除を差し引きます。
個人事業主は、このような計算によって所得税を算出します。
確定申告の時期
確定申告の時期は、毎年2月16日から3月15日までです。
この期間内に申告書を提出しなければ、青色申告の65万円控除ができず、延滞加算税が課税される可能性があるので注意が必要です。
必要書類
確定申告に必要な書類は以下の通りです。
- 青色申告・・・確定申告書、青色申告決算書
- 白色申告・・・確定申告書、収支内訳書
- 消費税の申告書・・・消費税の申告がある場合
なお、領収書を直接送付する必要はありませんが、税務調査が入った際には、証拠書類となるため、なくさないように保存しておきましょう。
ポイント
確定申告で注意すべきポイントは以下の通りです。
- 必要な書類を漏れなく準備する
- 確定申告書を正確に作成する
- 期限内に申告する ※早めの準備をする。
- わからないことは税理士や税務署に相談する
まとめ
個人事業主の確定申告は、難しく感じるかもしれませんが、正しい知識と手順を理解すれば、スムーズに行うことができます。
事業開始時に必要な書類や税務調査対応などご不安なことが多いのではないでしょうか?
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